上海から羽鳥が帰国、あるシーンにSNSハラハラ「幻かと…」

大阪・福島で育ったヒロイン・スズ子が昭和の大スターに成長するまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。1月11日放送された第70回では、上海で一時的に拘束されていた作曲家の羽鳥が帰国し、SNS上で安堵の声が相次いでいる。

客席の隅でスズ子の舞台に拍手を送る羽鳥(草彅剛)(C)NHK

久しぶりの公演が開かれ、茨田りつ子(菊地凛子)に続き、ついにスズ子(趣里)がステージに立つ。戦時中には封印していた『ラッパと娘』を全力で歌って踊り、観客を沸かせたスズ子。公演後、上海から帰ってきた作曲家・羽鳥(草彅剛)も楽屋を訪れ、スズ子たちを褒めるのだった。

終戦時に上海で3カ月間拘束されていた羽鳥がなんとか帰国し、スズ子たちと再会した今回の放送。前回登場した際は、羽鳥が銃をつきつけられ拘束されるという緊迫したシーンで終わっていた。

それだけに、SNSでは「羽鳥先生ご無事で良かった~!」「羽鳥先生お帰りなさい!」という喜びの声や、客席でスズ子たちを見守るシーンを受け「客席にいるのが幻じゃないかとハラハラしちゃったよ」「羽鳥先生幽霊じゃなくて良かった」などと安堵する声であふれていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。1月12日放送の第71回では、スズ子のもとに公演依頼が相次ぎ忙しい日々を過ごすが、楽劇団員は苦しい状況にあった。

文/つちだ四郎

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