冬の台湾旅行をより楽しく!知っておくとよいことや冬におすすめのグルメ6選

【2024年1月11日更新】暑い場所、というイメージが強い台湾。年末年始に台湾への旅行を計画中の方もいらっしゃるかと思いますが「冬の台湾旅行ってどうなんだろう?」と思われる方も多いかもしれません。この記事では、冬の台湾旅行をより楽しむために知っておくとよいことや冬におすすめの台湾グルメを紹介します。

冬の台北は雨が多い

日本と比較すると、冬の台北は小雨がしとしと降り続けるような雨の日が多いです。ざぁっと大雨が降るというよりも、霧雨のような雨が降ったりやんだりを繰り返すことがほとんど。すっきりとした晴れの日が少ないため、冬の時期の台北旅行ではお出かけの計画を立てるのが難しく感じます。

冬の台湾は思ったよりも寒い?

台湾に住んでいると多くの方から「台湾って暖かいんでしょ?」と言われますが、筆者は日本より台湾の寒さの方がつらく感じます。湿度がとても高いため空気がぐっと冷え込み、実際の気温よりも体感温度が低いんです。冬の台北の街では、ダウンを着ている人も多く見かけることでしょう。

そのうえ台湾には暖房器具がない施設が多く、室内に入っても暖かくないということがよくあります。かといって天気がよくて太陽が出ていると冬なのに気温が20度以上になることもあり、気温差で体調をくずしてしまう方も。

冬の台北旅行を計画中の方は、コートやマフラーと合わせてホテルに暖房がついていないかもしれないことを想定した服を持参すると良いかもしれません。

台湾春節(旧正月)って?

台湾のお正月は、西暦ではなく旧正月を祝うのが一般的です。そのため西暦の1月1日は正月ムードはあまりなく、1月1日は祝日で休みですがその前後は仕事だという方がほとんどです。ただし台北101のカウントダウン花火は、毎年派手に行われています。

台湾春節(旧正月)の日付は毎年異なり、2018年は2月15日が「除夕」と呼ばれる日本で言う大晦日、2月16日が「初一」と呼ばれる元旦です。多くの企業が15日から20日までが連休となり、行きたかったお店が正月休みで閉まっているということも多々あるでしょう。また、この時期の航空券は通常と比べて高くなります。

次は冬におすすめのグルメです。

あったか鍋がおいしい

冬になるとあったかいお鍋が食べたいなぁと思うものです。台湾では寒い時期に限らず一年中鍋屋さんが賑わっていますが、日本人の冬の台湾旅行では特におすすめです。1人1つの鍋でいただけるお店なら1人でも入りやすいですし、お肉や魚介類など豊富な食材が食べ放題になる鍋屋さんも人気です。

おすすめの鍋食べ放題のお店

天外天精緻火鍋(民權一店)

住所:台北市民權東路2段1號

あったか台湾スイーツがおいしい

夏はかき氷などの冷たいスイーツが人気ですが、冬はあったか台湾スイーツを楽しみたいところ。台湾の伝統スイーツ「豆花」はあたたかいものを選べることがほとんどですし、生姜スープの豆花は冬には特におすすめ。他にも真っ黒いゼリースイーツ「焼仙草」など、冬ならではのスイーツを提供しているお店は台湾の街の至る所で目にします。

また、台湾では冬至に「湯圓(タンユェン)」と呼ばれる白玉団子のようなお餅を食べる習慣があります。冬の台湾旅行では湯圓の入ったあったかスイーツを食べるのもおすすめですよ。

台湾にも温泉がある

台湾にも温泉観光地がいくつかあり、北投(ベイトウ)温泉や烏來(ウーライ)温泉なら台北からのアクセスも便利です。温泉観光地には無料の博物館などの施設があることも多く、観光を楽しみながら温泉であたたまることができます。

また、宿泊先としてこれらの観光地の温泉付きホテルを予約すると、寒い日の台湾観光を終えた後でもホテルでじっくりとあたたまることができます。ホテル選びの際に検討してみるのはいかがでしょうか。

冬の台湾は思ったよりも寒かったり雨の日が多かったりと旅行の計画を立てるのが難しい季節ではありますが、冬ならではの楽しみ方もあります。じょうずに身体をあたためながら、冬の台湾旅行を楽しんでくださいね。

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