病死した87歳母の遺体を自宅に放置 遺棄容疑で逮捕の男「母は生きています」

京都府警右京署

 母親の遺体を自宅に放置したとして、京都府警右京署は11日、死体遺棄の疑いで、京都市右京区、職業不詳の男(59)を逮捕した。

 逮捕容疑は4日以降、病死した母親(87)の遺体を右京区の自宅に放置した疑い。男は「遺棄していません。母は生きています」と容疑を否認しているという。

 同署によると、母親は3日、入院先の病院で病死した。葬儀会社が男の自宅に母親の遺体を運んだ後、男は死亡届を提出せず、自宅に遺体を置いたままにしていたという。

© 株式会社京都新聞社