華道は古くからの作法に基づき日本人の生活様式や時代背景に影響を受けながら受け継がれました。華道を通して日本の四季を味わいながら、わびさびの心や文化を味わうことができます。
「空間調和の基本を押さえれば、華道はもっと自由でいい」そうお話しされるのは講師の瀬尾理祥先生。華道には敷居の高いイメージがあるかもしれませんが、基本さえマスターすれば、ご自宅でもどこでも誰もが気軽に楽しむことができます。
「お花に話しかけましょう、お花が喜びますからね。かわいいね、綺麗だね」という瀬尾先生の言葉の通り、ご参加の皆様、無心にお花と心を通わせていました。
お花には「顔がある」のだそうです。お花の顔を見つけて顔を正面に向けるようにバランスをとることもポイントです。
コツを押さえて自由に活けた作品は、みなそれぞれ個性的です。会場で制作したミニ生け花は、お土産としてご自宅に。作品が出来上がるころには、男性も女性も皆、優しい笑顔を見せお花と一体化されていました。
