給食の赤飯に金属片混入 芦屋市の小学校、配膳中の児童が気付く

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 芦屋市教育委員会は11日、同市立山手小学校(同市山手町)で、同日の給食で出された赤飯に長さ5ミリほどの金属片が混入していたと発表した。配膳中に児童が気付き、赤飯の提供を中止した。別のクラスではすでに食べていた児童もいたが、健康被害は確認されていない。

 同市教委保健安全・特別支援教育課によると、赤飯は同校で調理され、5年3組で金属片が発見された。同クラスは午前中最後の授業の片付けで給食の開始が遅れていたため、学校全体の8割の児童が食べ終えていたという。細い針金状のもので、見た目だけでは何かが特定できないという。

 同市立小学校は全校で自校給食を実施しており、同校給食室で調理器具を確認したが、破損などはなかったという。食材の納品業者や県学校給食・食育支援センターに依頼し、異物の特定や混入経路を調査している。

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