〈1.1大震災〉朝乃山と被災地にエール 富山を楽しくする会、県道沿いにのぼり

県道沿いに設置されたのぼり=富山市古沢

 富山県警OBらでつくる「富山を楽しくする会」は11日、大相撲の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)の初場所での活躍と、能登半島地震の復興を願い、同市古沢の県道沿いにのぼり2本を設置した。

 のぼりは長さ5メートル、幅1.4メートルの布製で、「頑張れ‼能登半島」「復興 朝乃山・大の里」としたためた。これまでも地元出身の朝乃山を応援するのぼりやオブジェを制作してきたが、今回は石川県津幡町出身の大の里(二所ノ関部屋)へのエールも盛り込んだ。のぼりは高さ10メートルの支柱に固定した。昨年の新語・流行語大賞で「優勝」を意味する「アレ」にちなんで「アレ?朝乃山」と記した吹き流しも設置した。

 長谷川敏博事務局長(72)は「富山、石川の力士が健闘し、地元の人たちを明るい気持ちにしてほしい」と話した。

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