萩原利久&早見あかり共演「めぐる未来」の撮影現場を原作・辻やもりが訪問

日本テレビ系では1月18日に連続ドラマ「めぐる未来」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)がスタート。このほど、原作者である漫画家・辻やもり氏がドラマの撮影現場を初訪問し、主人公・襷未来を演じる萩原利久をはじめ、未来の妻・めぐる役の早見あかりや、めぐるの職場の同僚役のキャストと初対面を果たした。

辻氏が訪れたのは12月末。めぐるの職場である「藝談社」でのシーンの撮影を見学し、緊張しながらも「萩原さんは、黙っていたり真剣な表情の時はとてもクールでカッコいいですね! 少しおちゃめ(?)な部分が時々垣間見え、それが未来のキャラクターのイメージと近くて印象的です」と萩原の現場での雰囲気や人柄に触れた。また、「早見さんは、そこにいるだけで既に何かが成立している感じがあり、漫画内で自分がめぐるに求めていた役割(存在感)を体現されていて、すごいなと思いました。カメラが回っていない時も、素で明るい人なんだと伝わる表情や声が、めぐるのキャラクターにぴったりでした」と、その存在感を絶賛した。

加えて、来週に迫った「めぐる未来」第1話放送に関して、「とてもいい形でのドラマ化で、感謝の気持ちでいっぱいです。連載当初から応援していただいた読者の方はもちろん、ドラマ化で初めて作品を知った方も楽しめるものになっていると思いますで、1人の視聴者として皆さまと一緒に放送を楽しみたいです」と、現在の思いを伝えた。

さらに、辻氏が描く、萩原と早見のイラストが、後日サプライズで現場に届けられると、2人は驚きの表情を見せながらも、満面の笑みで受け取り、萩原は「原作の未来と自分がミックスされている感じでうれしいです! 目がすごく未来で、髪形は劇中寄りですね」とうれしそうに感想を語り、早見も「実際にお会いした後に描いていただいたので、めぐるさんと自分を奇麗に半分半分に描いてくださっているのがうれしいです!」と喜び、撮影現場は温かい空気に包まれた。

現場訪問を終え、辻氏はあらためて「ドラマの撮影現場では原作者という立場とはいえ、完全によそ者なので緊張と申し訳なさで最初はいっぱいでしたが、現場のスタッフさんやキャストの皆さまに温かく迎えてもらいうれしかったです。スタッフさんの動きや、カメラが止まっている時の俳優さんの様子などがとにかく新鮮で、ドラマなどの映像作品の見え方がこれから変わるなと感じました。漫画では、どんな場面も自分のさじ加減一つでどうとでもなるところが、実写の場合たったワンシーンでもこんなに考えることが多くて大変なんだ…と思い、もっと考えて描かなければと現場で1人反省していました。今後の漫画制作にも生かせる貴重な体験でした」とコメント。

続けて、「事前にポスターなどでお二人のビジュアルを拝見して、『めぐると未来にぴったりだ』と思ってはいましたが、実際にお会いしてみたら想像以上でした。漫画原作を実写にする場合、必ずしも漫画に似ていればいい、ぴったりであればいいというわけではありませんが、やはり自分のイメージに近いほどうれしく、テンションが上がるものだと思いました」と、2人との対面を振り返った。

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