「法人」設立で連携、効率化 西諸3公立病院経営強化プラン素案公表

 小林、えびの市と高原町は11日、国が策定を求めている公立病院の経営強化プランの素案をそれぞれ公表した。いずれも重点課題として、公立3病院が共同で「地域医療連携推進法人」の設立を目指すことを盛り込んだ。実現すれば県内初で、病院間で医師の派遣を含む人事交流や医療機器の共同利用などができる。病院経営が厳しさを増す中、効率化や機能を分担することで、西諸地域の医療体制の維持や充実を目指す。

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