宇都宮市の新年の風物詩「初市」にぎわう 無病息災・商売繁盛など願う

 宇都宮市の新年の風物詩「初市」が、1月11日に開かれ多くの人たちでにぎわいました。

 宇都宮市の初市は、江戸時代初期から続く恒例行事で毎年1月11日に行われています。

 JR宇都宮駅の近くの上河原通りには200を超える露店が並び、そのうち約30店舗でダルマや熊手、それに宇都宮市の郷土品「黄鮒」などの縁起物が売られています。

 関係者によりますと、2024年は新型コロナウイルスが5類に移行したこともあり、ここ数年に比べて人出が多いということです。今年(2024年)は、平日のため学校や仕事が終わった夕方以降が特ににぎわい、訪れた人たちは無病息災や家内安全、商売繁盛などを願って縁起物を買い求めたり食べ歩きをしたりして楽しんでいました。

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