ランドセル選びで7.9%が「失敗」経験 「値段」と同率1位の項目の原因は「出遅れ」「自分の意見」など

ランドセルは小学生にとって、もっとも長く付き合うアイテムのひとつ。たいていは6年間使うことになるため、親としてはなるべく失敗は避けたいというのが本音だろう。日本トレンドリサーチがランドセル専門メーカー「ララちゃんランドセル」と共同で実施した調査によれば、子どもが小学校に入学する際にランドセルを購入した人のうち、7.9%は失敗したと感じていることが明らかになった。

同調査では小学生以上の子どもがいる全国の男女676人に「ランドセル購入時の失敗」に関するアンケートを実施した。

その結果、89.6%が子どもが小学校に入学する際にランドセルを購入。そのうち、7.9%が「ランドセルの購入で失敗したことがある」と回答した。失敗の内容では「色選び」と「値段」がともに27.1%で最多。次いで「重さ」(25.0%)、「耐久・丈夫さ」(18.8%)、「デザイン」(10.4%)が続いた。

色選びで失敗した人からは「出遅れて好みの色がなかった」(50代男性)、「子どもはピンク系が良かったけど、自分の意見を優先してしまって赤系にしてしまい申し訳なかったと思う」(60代女性)など、子どもが希望する色ではなかったことを挙げる声が多数。また、「値段」で失敗した人からは「百貨店で買ってから別の店舗を見に行ったら同じ商品が安く売っていた」(50代男性)などの具体的な失敗談が寄せられた。

なお、値段の観点から「ぎりぎりまで買わずに、売れ残りをセールで買えば良かったと思います」(50代女性)といった意見もあれば、色選びの観点から「好きな色やデザインのランドセルを購入したかったら、できるだけ早い時期に購入するのが良いと思う」(50代男性)といった声もあり、重視する点によって購入を検討する時期も変わってくることが伺えた。

・「日本トレンドリサーチ」の記事:https://trend-research.jp/21297/
・ララちゃんランドセル:https://raraya.co.jp/

(よろず~ニュース調査班)

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