2次避難2万5千人分確保 北陸や三大都市圏で

電柱が曲がるなどの被害があった石川県輪島市内を歩く人たち=11日午後

 斉藤鉄夫国土交通相は12日の閣議後記者会見で、能登半島地震の被災者の2次避難先として、旅館やホテルを計2万5千人分確保したと明らかにした。期間は2月末まで。内訳は新潟、富山、石川、福井の北陸4県と近隣の長野、岐阜、滋賀の3県で1万3千人分、三大都市圏で1万2千人分。

 斉藤氏は「2次避難先を確保することに最大限努力し、数としては確保できた」と話し、希望者に2次避難所へ移動してもらう段階に入ったと説明した。

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