24日を軸に予算委閉会中審査 自民、26日国会召集を伝達

会談に臨む与野党6党の国対委員長=12日午前、国会

 与野党は12日、国対委員長会談を国会内で開き、立憲民主など野党が要求している衆参両院予算委員会の閉会中審査について、24日開催を軸に調整する方針で合意した。自民党の浜田靖一国対委員長は通常国会を26日に召集する政府方針を野党に伝えた。

 閉会中審査は自民派閥の政治資金パーティー裏金事件や能登半島地震、羽田空港で海上保安庁と日航の航空機が衝突した事故を踏まえ、野党が開催を求めている。

 会談後、立民の安住淳国対委員長は記者団に「政治とカネの問題の震源地は自民だ。自民の姿勢の問われる通常国会になる」と語った。一方、震災対応に関しては政府、与党に協力すると明らかにした。

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