目で見るだけでおいしそうなスイーツが次々登場 若き天才パティシエの実話 「パリ・ブレスト」予告

2024年3月29日より劇場公開される、22歳でパティスリー世界選手権のチャンピオンに輝いた、若き天才パティシエのヤジッド・イシェムラエンの自伝を元にした映画「パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~」の、予告編が公開された。

予告編では、目で見るだけでおいしさが伝わってくるかのようなスイーツが次々と登場する中、不遇な環境で育った少年ヤジッドが、お菓子作りの才能を開花し、努力の末に夢をつかんでいく姿が捉えられている。最初はただ夢中になってお菓子作りを楽しんでいたヤジッドだったが、やがてその才能を周囲から認められ「パティシエのコンテストで人生を変える」という夢を持つようになる。憧れだった師匠のもとに飛び込み、鍛錬と挑戦に明け暮れるヤジット、そしてそこで出会うかけがえのない仲間たちなども登場する予告編となっている。

「パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~」は、ビターな少年時代を過ごした孤独な青年が、極上のスイーツで奇跡を巻き起こす物語。育児放棄の母親を持つ少年ヤジッドにとって唯一の楽しみは、里親の家で食べる手作りのスイーツだった。いつしか自らが最高のパティシエになることを夢みるようになったヤジッドは、敷居の高いパリの高級レストランに見習いとして雇ってもらうチャンスをつかみ取る。偉大なパティシエたちに従事し、厳しくも愛のある先輩や心を許せる親友に囲まれ、夢に向かって充実した日々を過ごすヤジッドだったが、彼に嫉妬する同僚の策略で、突然仕事を失うことになる。だが、持ち前の情熱でパティスリー世界選手権への切符をようやく手に入れる。

主人公を演じたのはTikTokで6600万人のフォロワーを持つ映像クリエイターのリアド・ベライシェ。本作に出演するために料理の集中講座を受け、ヤジッドから直々にパティスリーの創作を伝授してもらいながら役づくりをした。美しく華麗なデザートは、ヤジッド本人が監修した。監督は本作が長編監督デビューとなるセバスティアン・テュラール。

【作品情報】
パリ・ブレスト ~夢をかなえたスイーツ~
2024年3月29日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
配給:ハーク
(C)DACP-Kiss Films-Atelier de Production-France 2 Cinéma

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