税関職員・高田夏帆はどこで見抜いた!?メーキャップアーティストが仕事道具に隠した驚きの偽装方法とは

お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二と俳優の高田夏帆、モデルで俳優の安斉星来が1月11日放送の『THE突破ファイル』の再現VTRに税関職員役として出演。密輸犯が後を絶たない国際空港でまさかの手口を使った男の犯罪を食い止めた。

冒頭、とある男が金属探知機のゲートをくぐるとブザーがなる。すぐに斉藤はカイロが原因と見抜き、カイロの中身は砂鉄のため金属探知機に反応してしまうことを説明するとスタジオ一同が驚く。

次にやってきた怪しい男は自称メーキャップアーティストのアメリカ人。見るからに怪しいこの男だが所持品のどこを探しても薬物らしきものは見当たらない。そんな中、高田と安斉はスーツケースや持ち物の表面を拭き取りTDSという不正薬物や爆発物を短時間で探知する最新鋭の検査機器にかけた。するとやはり薬物反応アリ。再びスーツケース内の荷物を調べ始める高田と安斉。しかし、薬物らしきものは出てこない…「いいかげんにしてくれ!」といら立つ男。「私の直感は間違ってない。この中に必ずある。考えろ…考えろ…」心の声で考え抜き、ついに高田はひらめく。

「見えた。残念ですが、あなたは仕事へ行くことができません。私たちの目はごまかせません」と決め台詞(せりふ)を放ち男を一蹴。その後男の所持品であるフェースパックの封を開けると液体を絞り検査薬に垂らした。すると液体が青色に変化し、覚せい剤であることが明らかに。男は覚せい剤を溶かした液体をフェースパック用の美容液に偽装しパッキングしていたのだ。その量、約4キロ。末端価格にして2億4800万円相当だった。

薬物の存在を見抜いた高田は「毎日使いのデイケア用じゃなくて成分の強いスペシャルケア用だったんです。スペシャルケア用の頻度は1週間に1回程度。それ以上使ってしまうと逆に肌を痛めてしまう可能性があるんです。滞在中に使うには数が多すぎる」と巧妙な手口を見破った。また安斉も「パックがシートタイプだったのにも違和感がありましたよね。欧米のフェースパックはクリームのものが主流」とシートタイプのフェースパックに違和感があったことを明らかにした。

スタジオではお笑いコンビ・タイムマシーン3号の関太が「この前山本(相方の山本浩司)の家に行ったらパックが置いてあって。パックがあるのにこの顔ってことはマジでやってる」と笑いを誘った。

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