東証、午前終値3万5422円 バブル期以来の高値更新

東京証券取引所

 12日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。前日終値からの上げ幅は一時700円を超え、取引時間中としてバブル経済期の1990年2月以来の高値を付けた。高値更新は4日連続。日本企業の堅調な業績見通しに期待する海外投資家の資金が市場に流入した。

 午前終値は前日終値比373円09銭高の3万5422円95銭。東証株価指数(TOPIX)は4.54ポイント高の2487.41。

 前日までの4営業日で計1700円余り上げた流れを引き継ぎ、買い注文が膨らんだ。前日発表の2023年9~11月期の決算内容が好感されたファーストリテイリング株に買いが集まった。

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