今年は「ソルト」ベイトキャスティングがアツい!話題のベイトタックル「ソルティスト(DAIWA)」は釣具店スタッフにも超好評だった!!

昨年DAIWA秋の注目の新製品に「ソルト専用」ベイトタックルとしてデビューした『SALTIST(ソルティスト)』シリーズ。同シリーズをはじめ、DAIWAは今ソルトルアーゲームでの「ベイトタックル」がアツい!今回は昨年末に開催されたDAIWAベイトタックルの小売店向け試投会に編集部員が潜入、釣り場と売り場の最前線に立つスタッフたちにホットなインプレッションを語って頂いた!

●文:ルアマガプラス編集部

ソルトルアーゲームで「ベイトタックル」は必要なのか

ソルトルアーゲームにおけるベイトタックルはジギングゲームを除き、ショア(陸)からのキャスティングゲームにおいてはこれまで「難しそう」「玄人向け」「趣向的」というようなイメージを持たれているユーザーが多かった。しかし、近年リールやロッドなどの進化や新たな釣法の開拓、ルアーの出現により、ユーザーを伸ばしつつある。

特にビッグベイトでのシーバスゲームは最たるものと言っても過言ではない。3号を超える太PEラインを使用し、100g以上のプラグを飛距離を落とすことなく遠投、また時にはショートキャストでピン撃ちとレスポンシブに投げられ、すぐさまアクションへと移行する使い方はスピニングタックルではなく、ベイトタックルでの利点は圧倒的に大きい。

さらに現在新たに脚光を浴びている「フリーリグ」を使用したチニングゲームでも着水時から素早く繊細にリグを操作でき、ボトム感知能力も高いベイトタックルは大きなアドバンテージを誇る。ソルトルアーフィッシングのゲーム性の広がりには「ベイトタックル」が大きく寄与しているのだ。

タックルの進化がもたらす可能性

ソルトベイトタックル普及において、大きく貢献しているのがベイトリールの進化。最大の難敵でもあるバックラッシュや遠投性能、さらにはPEラインに対応するなどデメリットを解消。バスフィッシング経験者だけでなく、ベイトリールビギナーでもトラブルレスに触りやすい環境が整いつつあった。

またPEラインの使用を前提としたソルト専用ベイトロッドも各社から続々とリリースされている。これまではスピニングモデル主体としたなかで数本ベイトモデルがあるような形で、スピニングロッドを焼き直ししたタイプも多かった。しかし今では専用設計でより快適かつトラブルレス性能を高めてくれるロッドも多くリリースされたことで、ソルト用ベイトタックルがリリースされたばかりの10数年前と比べれば大きな市民権を得ていることは間違いない。

上級者も納得な真のエントリーモデル「SALTIST(ソルティスト)」

しかし、ソルト専用ベイトタックルは増えつつもまだまだハードルは高く、ラインナップは高価なものばかり。ユーザーも増え、間違いなくベイトタックルの利点はあるものの、手に届きづらい価格帯ゆえ、ソルトルアーアングラーへの浸透はしづらくもあった。
そんなソルトベイトタックルシーンに一石を投じるタックルこそが『ソルティスト(DAIWA)』シリーズ。
リールはDAIWAの最新リールテクノロジー「ハイパードライブデザイン」を搭載し、高い初期性能を長く保つことができる。またトラブルレス性を高めるレベルワインド「TWS」や「PEライン専用」スプールやブレーキセッティングを採用したことにより、バックラッシュを恐れずに振り切るような遠投が可能となる。

ダイワ(DAIWA) ベイトリール 23SALTIST TW 100XHL PE SPECIAL

ロッドは一見ハリが強くて硬めの調子に思えるかもしれないが、これはティップのブレを抑え、しっかり胴に乗ったキャストをしやすくするための設計。ロッドを振ると同時にバットにルアーの重みが乗り、振り切るとバットが素早く反るので押し出すようなキャストが出来る。

ダイワ(DAIWA) ルアーロッド ソルティスト 84MB

ロッド、リールはそれぞれ店頭で2万円代と手に取りやすい価格帯となっているため、これからソルトでベイトタックルを始めたい、トラブルレスなベイトタックルが欲しかったというアングラーにはうってつけだろう。また過去にソルトベイトで挫折してしまったというアングラーにも手を伸ばしやすいタックルとなっている。

ここからは試投会当日に参加した、ソルトベイトタックルに通じるキャスティング精鋭スタッフによるソルティストシリーズのインプレッションをご紹介しよう。

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