生卵から氷まで!話題の木彫り作品をクイズ形式で展示「どっち?展」来場者に挑戦、どっちがホンモノ?

木彫りで生卵の透明感、注がれるコーヒーの液体感、菓子の包装ビニールを表現し、SNSで注目を集め続けているアーティストのキボリノコンノさんの展覧会「どっち?展」が、1月26日に東京・渋谷PARCO8階の「ほぼ日曜日」でスタートする。

コピーライターの糸井重里氏が主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」によるイベントスペースで、異色の体験型展覧会が行われる。キボリノコンノさんは、おいしそうな食べ物や身のまわりのさまざまな物を「木彫り」で作成。SNSで新作を発表するたびに、多くの人を驚かせてきた。同展では「木彫りの作品」と「本物」が一緒に展示され、どちらが木製で本物か…と全20問のクイズを解答用紙に記入しながら鑑賞を進めていく。最後は答え合わせとともにオリジナルの「木製認定証」が配布される。X(旧ツイッター)に投稿され反響を集めていたクイズを、リアルな場で再現した。

SNSで一気に広まったお菓子の「シガール」は袋も木彫り。「木彫りなのに透明」というテーマでつくられた「生卵」や「溶けかけの氷」も並ぶ。コンノさんの作品はカメラやスマートフォンで撮影するとよりリアルに、本物そっくりに写る。鑑賞者は自身で角度や明るさを調整して本物に見えるような撮影を楽しむこともできる。

書籍、オリジナルグッズも販売され、1月26日と2月10日にはコンノさんが来場しサイン会が実施される。販売される「どっち?ペーパーテスト」は、どれが「木彫り」かを当てる、全10問のペーパーテストで、同封される「往復はがき」に答えを記入して投函し、会期終了後に赤ペンでの採点と、コンノさんの直筆サイン入りで自宅に郵送される企画。遊び心満載の展覧会になりそうだ。

会期は3月10日まで。開館時間、入場料等の詳細はほぼ日曜日の公式サイトまで。

キボリノコンノ「どっち?展」ポスタービジュアル

(よろず~ニュース編集部)

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