園児に給食を早く食べるよう“強い口調で泣くまで指導”  50代女性保育士「不適切という認識はなかった」

三重県玉城町の町立保育所で女性保育士が園児に給食を早く食べるよう強い口調で指導したなどとして、町は女性保育士を厳重注意しました。

玉城町によりますと、町立保育所に勤務する50代の女性保育士は、去年4月から12月にかけ、園児に給食を早く食べるよう強い口調で泣くまで指導するなど、不適切な保育が疑われる行為が7回あったということです。

12月上旬、園児の保護者の知人から町に相談があり、その後、町は女性保育士と保護者を同席させた面談を行い事実確認を進めてきました。

女性保育士はその場で事実関係を認め、保護者に謝罪しましたが「指導の一環で、不適切という認識はなかった」と説明したということで、町は女性保育士を厳重注意しました。

町は、町内4か所の保育所で他にも不適切な事例がなかったか、2月中にも調査するとしています。

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