東証、連日バブル以来の高値更新 5日続伸、終値527円高

東京証券取引所

 12日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は5営業日続伸した。終値は前日比527円25銭高の3万5577円11銭で、バブル経済期の1990年2月以来約34年ぶりの高値を付けた。高値を更新するのは4日連続。好決算を発表した銘柄や、半導体関連株の値上がりが相場の上昇をけん引した。

 東証株価指数(TOPIX)は11.36ポイント高の2494.23で、バブル経済後の高値を更新した。出来高は約18億3800万株だった。

 企業の経営改革の進展で業績が堅調に推移するとの期待から、短期で売買する海外投資家の資金が流入しているとみられ、株価水準が高い銘柄がさらに買われる展開が続いている。

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