気象庁によりますと、発達する低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、14日から16日頃にかけて北日本と東日本日本海側を中心に大荒れや大しけ、大雪となるおそれがあります。
14日から16日頃にかけて北日本と東日本日本海側を中心に荒れた天気となり、大荒れや大しけとなる所がある見込みです。冬型の気圧配置の強まりや寒気の程度によっては、警報級の大雪となるおそれがあります。
暴風や高波、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒し、大雪やなだれによる交通障害に注意してください。令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊にも注意が必要です。
北海道付近は、12日はオホーツク海へ進む低気圧からのびる前線が通過し、大学入学共通テスト1日目の13日にかけて冬型の気圧配置となる見込みです。13日にかけて気圧の傾きが大きく、大気の状態が不安定でしょう。
東北地方は、曇りや晴れで、日本海側を中心に雪や雨の降っている所があります。
12日は、前線が東北地方を通過し、次第に冬型の気圧配置となるため、日本海側は雪や雨の降る所が多く、雷を伴う所もあるでしょう。太平洋側は曇りや晴れで、雪や雨の降る所がある見込みです。
13日は、冬型の気圧配置が続くため、日本海側は雪や曇りで、雷を伴う所があるでしょう。太平洋側は曇りや晴れで、雪の降る所がある見込みです。
北陸地方では、12日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
関東甲信地方は、おおむね晴れています。
12日は、低気圧からのびる前線が北日本を通過し、次第に冬型の気圧配置となる見込みです。このため、晴れや曇りで、長野県や関東地方北部では雪や雨の降る所があるでしょう。
13日は、冬型の気圧配置となり、寒気の影響を受ける見込みです。このため、晴れや曇りで、雪や雨の降る所があるでしょう。
冬型の気圧配置の影響で、長野県と関東地方北部では、13日午後は大雪となる見込みです。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれにも注意してください。
東海地方は、晴れまたは曇りで雨や雪の降っている所があります。
12日は、高気圧に覆われるためおおむね晴れますが、寒冷前線や寒気の影響で雲の広がる所があるでしょう。岐阜県では雨や雪の降る所がある見込みです。
13日は、冬型の気圧配置となるためおおむね晴れますが、寒気や湿った空気の影響で雲の広がる所があるでしょう。岐阜県では雷を伴って雪や雨の降る所がある見込みです。
近畿地方は、気圧の谷や湿った空気の影響でおおむね曇り、北部では雨の降っている所があります。
12日は、気圧の谷や湿った空気の影響でおおむね曇り、北部では雨の降る所がある見込みです。
13日は、冬型の気圧配置の影響でおおむね曇り、昼前から夜のはじめ頃にかけて北部を中心に雪や雨が降るでしょう。雷を伴う所がある見込みです。
中国地方は、気圧の谷や湿った空気の影響でおおむね曇り、山陰では雨の降っている所があります。
山口県と福岡県及び佐賀県では、令和5年9月頃から降水量の少ない状態が続いています。この状態は、今後1か月程度は続く見込みです。
