インテル・マイアミ(アメリカ)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、“奇妙な賞”にノミネートされた。
FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022で母国アルゼンチンを36年ぶりの世界王者に導いたメッシは、そのキャリアにおいてありとあらゆる賞を獲得してきた。もはやサッカー界に存在する主要な賞を取り尽くした感もあるメッシだが、36歳にして新たな賞を手にすることになるかもしれない。
イギリスメディア『talkSPORT』は「メッシは、誰も受賞を望んでいない賞に近づいている」と伝え、2024年におけるESLAND賞の『アンガー・オブ・ザ・イヤー』の最終候補者にノミネートされたことを報じた。
ESLAND賞とは、スペイン語圏のコンテンツクリエイターを称えるもので、毎年開催されている模様。『talkSPORT』によると、メッシは昨年にバロンドールを受賞したあと、交友関係があったスペイン人ゲーム配信者のイバイ・ジャノス氏を激しく非難。信頼を裏切って個人的な情報を漏らしたジャノス氏に対して、面と向かって「気に入らないな……。バロンドール? 話題を変えてやるよ、クソ野郎が」と言い放った。
同メディアは「インタビューの際には非常に冷静で穏やかな態度を取る同選手だが、この件はかなり衝撃的な瞬間だった」と、メッシの豹変ぶりに言及。「この“功績”により、彼は一般投票によって決定される『アンガー・オブ・ザ・イヤー』の最終候補者に残ったのだ」と伝えた。