こたつで好きな本語り合おう 真庭、中央図書館で20日初開催

当日使うこたつに入り、イベントをPRする図書館職員

 暖かいこたつで、本ずくめの一日はいかが―。真庭市勝山の市立中央図書館は20日、こたつに入りながら好きな本や図書館への要望などについて語り合うイベント「ほんの一日」を初めて開く。

 「好きな本について語り合う場が欲しい」という利用者の声をきっかけに企画。1階飲食スペースにこたつ3台を並べ、五つの催しを用意する。

 一つ目は、参加者がお気に入りの書籍を披露する「コタツで“推し本”」(午後1時半)。他に、各自持参の絵本を使う「もちより絵本ビンゴ」(同2時45分)▽谷崎潤一郎や芥川龍之介の短編を読む「はじめての“文豪”」(同4時15分)▽中央図書館への要望を話す「図書館そだて会議」(同5時半)▽読まずに放置している本を紹介し合う「積読大新年会」(同7時半)―を行う。

 同館は「本を好きな人も、あまり読まない人も大歓迎。企画を通じて何か新しい発見をしてもらえれば」と呼びかける。

 図書館そだて会議(定員なし)を除き、各回先着10人。いずれも参加無料。地元のカフェやカレー店の出店もある。申し込み、問い合わせは同館(0867―44―2012)。

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