セリやナズナ、スズナなど「春の七草」 小学校で出前授業

愛媛県西条市で生産が盛んな「春の七草」の話題です。

西条市は全国シェアのおよそ2割を占める一大産地です。地元の小学校で12日、「春の七草」を使った料理がふるまわれました。

JAえひめ未来が、西条市立周布小学校で開いた出前授業。

3年生の児童に、セリやナズナ、スズナなど「春の七草」が入ったパックが配られ、子どもたちが実物を手に取りながらそれぞれの特徴を学びました。

この後、給食で「七草卵とじうどん」がふるまわれ、子どもたちは七草の風味や食感を確かめながら新春の味覚を楽しんでいました。

(児童ら)
「お正月に餅を食べたので、おなかがすっきりした」
「七草についていっぱい学べたので、家でも話したいです」
「七草のナズナがおいしくて来年も食べたい」

西条市では、11日と12日の2日間で小中学校の児童生徒あわせておよそ9000人に七草を使った給食が提供されました。

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