「男性がいびきをかいていた」 男性死亡事件 容疑者の男 生存認識か【長野】

先月、男性が車ではねられた後、山中に遺棄され死亡した事件です。
容疑者の男が車で男性を運ぶ際、「男性がいびきをかいていた」と供述していることが分かりました。
佐久市の会社員の男(32)は、保護責任者遺棄やひき逃げなどの疑いで逮捕・送検されています。
先月10日、佐久市で道路を横断していた男性(当時85歳)を車ではね、救護せずに、長和町の山中に遺棄した疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと男は事故の後、車で男性を運ぶ際、「男性がいびきをかいていた」と供述していることが新たに分かりました。
事故などで頭を強く打つと舌が下がり、呼吸する時にいびきのような音が出ることがあるということです。
男性は司法解剖により、頭部外傷を負っている中、凍死したとみられています。
警察は男が、男性んが生きていることを認識しながら遺棄現場へ向かった可能性があるとみて、保護責任者遺棄致死なども視野に捜査しています。

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