日本テレビ・金曜ドラマDEEP『消せない「私」ー復讐の連鎖ー』で、主人公・灰原硝子がする復讐（ふくしゅう）の協力者・徳道仁を演じる本郷奏多に単独インタビュー。
本作は、ぶんか社・大手電子書籍ストア女性ランキング上位の人気作。ネット社会を題材にしたリアリティーあふれる内容で、打たれても負けない主人公が多くの女性達から熱い支持を得ている。弱者が元いじめっ子達に復讐していくスカっと勧善懲悪(かんぜんちょうあく)ストーリー。entax取材班は主人公・灰原硝子（志田彩良）と一緒に復讐をしていく徳道仁を演じる本郷奏多に、ドラマの見どころや自身のYouTubeについて話を聞いた。
■初めてメークする役に挑戦！リップが1番上出来
――ドラマ出演が決まった時の率直な気持ちを教えてください。
本郷 復讐をすごく振り切って描くというなかなか新しいドラマだなと思いました。すごく挑戦的で面白い作品だなと思ってやらせていただくことにしました。
――徳道仁を演じるにあたり、どんなところを意識して演じていますか？
本郷 自分のせいで硝子という1人の女の子の人生を狂わせてしまったっていう責任感をすごく感じているキャラクターだと思っていて、そこをすごく大事に軸にして演じています。
――撮影現場の雰囲気はどうでしょうか？
本郷 志田さんがまとう雰囲気が柔らかくて常にニコニコしていて、すごくステキな方なので現場の雰囲気がとてもいいです。
――徳道が元美容系配信者でメークをする役ですが、うまくできたメークの工程はありますか？
本郷 正直、どのシーンよりも緊張しながら挑みました。実際現場にもリアルなメークさんがいるので、そのメークさんに「どうやったらいいですかね」とか「どうやったらプロっぽいですか」とかアドバイスをいただきました。リップを塗る工程が1番上手にできたかなと思います。厚く塗ってしまったところをさり気なくぼかしてなじませたんですよ。1発で上手にいったと思います。
■自身のYouTubeのこだわりは「1フレームでも多くカットしたい」
――徳道と同じでご自身もYouTubeをやられていて、75万回再生されている『寝たまま水を飲む方法』など面白い企画はどんな時に思いつきますか？
本郷 みんなにも教えてあげられたらなと思って（笑）。みんな、だいたい寝ていて水を飲みたくなった時に1回腹筋を使って起きて飲んでいるんだろうなと思って、こんないい方法があるよっていうライフハック的な感じです。
――YouTubeでポケモンの『ワッカネズミ』の推し活をされていますが、そのほかに推しはいますか？
本郷 『カヌチャン』というポケモンがいるんですけど、ちょっと泣き虫な赤ちゃんみたいなキャラクターです。その子がかわいくて好きで、魅力的なのでもっとグッズを出してほしいです。
――ご自身のYouTube動画を300本以上編集されていますがこだわりはありますか？
本郷 ずっとテーマにしてこだわってきたのはテンポ感です。昔からYouTubeが好きで盛り上がり始めたぐらいの頃からずっとYouTubeに触れてきたんです。昔の動画ってすごいハイテンポな『ジャンプカット』っていうんですけど、要点だけをつなぎ合わせていて、しゃべってない間がないみたいな編集でそれが昔の流行りでした。僕はその頃のYouTubeが好きなので、自分の動画でもテンポ感っていうのはすごく大事にしていて、なるべく1フレームでも多くカットしたいというか、“間をなるべく詰める”っていうのは意識しています。
■1番ハマっているポーカーより好きなものは〇〇
――最近ハマっていることを教えてください。
本郷 自分の中で熱い趣味ランキング1位のポーカーです。最近、自分は“大会”という形式のものがすごい好きだなって気づきました。何個か趣味が色々あるんですけど、共通して大会がある趣味ばかりで。もしかしたら1番好きなものを考えた時に“大会”なんじゃないかと思いました。例えば、ポケモンカードを友達と身内で1対1でやるのも楽しいんですけど、1000人出る大会に出場して勝負するのが1番ワクワクします。麻雀も4人集まってやるんじゃなくて、何十卓もあるところで、みんなでポイントを競うランキング形式の大会が好きで、ポーカーも同じで何百人も出る大会が好きだと。なので僕が1番好きなものって“大会”なのだなと気づきました。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
本郷 新しいドラマだと思います。復讐するものって、主人公がする復讐は何か最終的には相手がごめんなさいしたら許す形式の作品が多いと思っていて。でも今回のドラマに関してはそんな生ぬるいことは一切なく、ちゃんと主人公が復讐で相手をとことん突き落とす作品です。後味悪くなっちゃわないかと思うぐらいすごく振り切って復讐してるからこそ成立してるシーンがあり、新しい挑戦だと思います。僕の演じる徳道というキャラクターがいることによって、視聴者の方が硝子を嫌いにならないようにするための補正的な役割だと僕は思っています。硝子がとことんやり切っちゃうんで、「それは仕方ないことだよ」って僕が導いてあげたいですね。今までなかった切り口のドラマだと思うので、楽しみにしていてください。
【本郷奏多 プロフィール】
1990年11月15日生まれ、宮城県出身の俳優。2002年、映画『リターナー』で俳優デビュー。これまで『幽☆遊☆白書』、『GANTZ』、『進撃の巨人』、『キングダム』、『鋼の錬金術師』など原作が人気の作品に出演し、その再現性の高さが大きく注目された。1月からは『消せない「私」―復讐の連鎖―』をはじめ、大河ドラマ『光る君へ』、ドラマ『アイのない恋人たち』に出演。俳優業にとどまらず、自身のYouTubeチャンネル登録者数は63.7万人。編集も自分で手掛け、幅広い役を演じつつも多方面の才能でファンを魅了し続けている。
【スタッフ】
＜ヘアメイク＞ 朝岡美妃(Nestation)
＜スタイリスト＞ 川地大介
＊衣装協力 ジャンピエール/アドナスト 03-5456-5821
【番組情報】
ドラマ『消せない「私」ー復讐の連鎖ー』
毎週金曜 深夜24時30分〜24時59分放送
Tver・Huluでも配信
公式HPはこちら
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