日本、米英のフーシ派攻撃支持 商船の安全確保を重視

 日本政府は、米英両軍によるイエメンの親イラン武装組織フーシ派への攻撃を支持する。フーシ派が繰り返す紅海での商船攻撃を受け、日本企業が紅海を航行するルートを避けるなど影響が出ており、商船の安全確保を重視する。今後も米国など関係国と連携する方針だ。

 林芳正官房長官は12日の記者会見で「紅海などアラビア半島周辺海域における航行の権利と自由を妨害し続けている」とフーシ派を非難。「船舶の自由かつ安全な航行を確保するために責任を果たそうとする米国をはじめとした関係国の決意を支持する」と述べた。

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