【ブンデス第17節プレビュー】再開初戦が前半戦最終戦、日本代表勢はアジアカップ参戦のため不在

[写真:Getty Images]

2023年最終戦となった前節、首位レバークーゼンがFW浅野ボーフムを一蹴し、ヘルプストマイスター(秋の王者)を確定させた。そしてヴォルフスブルクを退けた2位バイエルンが4ポイント差で追走している。ウインターブレイク明けの前半戦最終戦となる第17節、アジアカップに参戦するFW浅野、MF堂安、DF伊藤、DF板倉の日本代表勢は不在となる。

FWシックのハットでボーフムを一蹴した首位レバークーゼン(勝ち点42)は11位アウグスブルク(勝ち点18)と対戦。アフリカネーションズカップ参戦のため、DFコスヌ、DFタプソバ、FWボニフェイスが不在となるが、前節ハットのシックの引き続きの活躍、バックラインの控え選手たちの奮闘で凌げるか。主力不在となる約1カ月、シャビ・アロンソ監督の手腕が試される。

前節ヴォルフスブルク戦を逃げ切り勝利とした2位バイエルン(勝ち点38)は、金曜に7位ホッフェンハイム(勝ち点24)と対戦する。こちらはアジアカップ参戦のためDFキム・ミンジェが不在。負傷がちなデ・リフトがしっかりと穴を埋められるかが鍵を握る。新年初戦を制してレバークーゼンにプレッシャーをかけたい。

前節アウグスブルク戦をFWギラシー&FWウンダブ弾で制した3位シュツットガルト(勝ち点34)は12位ボルシアMG(勝ち点17)と対戦。日本代表DF対決となるはずだったが、伊藤と板倉は共にアジアカップ参戦で不在。また、シュツットガルトは主砲ギラシーがアフリカネーションズカップ参戦で不在と厳しいが、ウンダブの活躍で乗り切れるか。

前節マインツに引き分け、リーグ戦4試合勝利のない5位ドルトムント(勝ち点27)は最下位ダルムシュタット(勝ち点10)と対戦。ウインターブレイク中にはテルジッチ監督の解任報道もあった中、クラブOBのシャヒンとS・ベンダーがアシスタントコーチに就任した。チーム変革が吉と出るか。また、マンチェスター・ユナイテッドからFWサンチョがレンタルで復帰しており、復活を期す背番号10の活躍にも期待が懸かる。

◆ブンデスリーガ第17節
1/12(金)
《28:30》
バイエルンvsホッフェンハイム

1/13(土)
《23:30》
ライプツィヒvsフランクフルト
フライブルクvsウニオン・ベルリン
マインツvsヴォルフスブルク
ケルンvsハイデンハイム
アウグスブルクvsレバークーゼン
《26:30》
ダルムシュタットvsドルトムント

1/14(日)
《23:30》
ボーフムvsブレーメン
《25:30》
ボルシアMGvsシュツットガルト

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