望月慎太郎、予選決勝で敗れるもラッキールーザーで本戦入り。初戦は世界73位と[全豪オープン]

望月慎太郎、ウィンブルドン以来2度目のグランドスラム本戦入り

今年最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男子シングルス予選決勝が12日に行われ、予選第27シードの望月慎太郎(木下グループ/世界ランク138位)は予選第7シードに敗れたものの、本戦欠場者が出たためにラッキールーザーで本戦入りを果たした。

3試合を勝ち抜けば14日から始まるシングルス本戦の出場権が与えられるグランドスラム予選。1日遅れのスタートとなり、9日から実施されている。

昨年の「木下グループジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)でツアー初勝利を挙げ、トップ10を破るなどベスト4の快進撃を見せた20歳の望月。

初戦でニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ/同151位)を3-6、6-0、6-2の逆転で下すと、予選2回戦では、初戦で島袋将(有沢製作所/同152位)をフルセットで破っているワイルドカード(主催者推薦)のトリスタン・スクールケイト(オーストラリア/同250位)に6-2、6-4と快勝し予選決勝に駒を進めていた。

本戦への切符をかけた予選決勝では、予選第7シードのアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ/同103位)と対戦し、立ち上がりでリードを奪うと、サービスゲームではわずか1ポイントしか与えず順調にキープ。第5、第7ゲームでもブレークし、6-1で第1セットを先取した。だが、第2セット以降ではピンチの場面で踏みとどまれず。各セット2度ずつブレークされて6-1、2-6、2-6のフルセットで敗れた。

自力での本戦出場とはいかなかった望月だが、本戦から欠場者が出たためにラッキールーザーとして本戦入り。望月のグランドスラム本戦は、昨年7月のウィンブルドン以来2度目となる。

初戦の相手は、世界ランク73位のトマス・マハチ(チェコ)。両者は初対戦となる。

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