ドイツ産牛肉の輸入再開 BSE対策で2001年から停止

 厚生労働省は13日までに、牛海綿状脳症(BSE)対策で2001年2月から停止していたドイツ産牛肉の輸入を再開すると明らかにした。へんとうなどBSEの原因物質がたまりやすい特定危険部位は除外する。昨年11月に食品安全委員会から通知された評価結果を踏まえ、ドイツ政府との協議や現地調査を実施して決定した。

 スウェーデン産牛肉については16年2月から、月齢30カ月以下で特定危険部位は除外する条件で輸入を再開していたが、今後は月齢条件をなくす。

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