ヘンリー王子、英陸軍での功績により「航空界のリビングレジェンド」に!19日に授賞式

ヘンリー王子が英国陸軍での功績により、「航空界のリビングレジェンド」に選ばれることが分かった。妻メーガン妃と共に2020年に英王室から離脱し、現在米ロサンゼルスで暮らすヘンリー王子は、2004年から10年間軍隊で勤務し、最終的には大尉に昇進した。

今回その功績を称えられ、19日に俳優で航空大使でもあるジョン・トラボルタが司会を務める授賞式で表彰されることになった。

イベントのウェブサイトに掲載された声明では、「ヘンリー王子は人道主義者であり、退役軍人であり、メンタルウェルネスの提唱者であり、環境保護主義者でもあります」「彼は自分が情熱を傾け、人々や場所に恒久的な変化をもたらす目的を推進することに人生を捧げてきました」と綴られた。

元女優のメーガン妃との間に、アーチー王子(4)とリリベット王女(2)をもうけている王子は、前線航空管制官とアパッチ・ヘリコプターのパイロットとしてアフガニスタンに2度派遣された。兄のウィリアム王子はキャサリン妃と結婚し、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子 をもうけているが、2009年に捜索救助パイロットとしてRAFで訓練を受け、2015年にはイースト・アングリア救急輸送機のパイロットとなり、2年間在籍した。

ヘンリー王子は以前、王室を離れて軍隊に入った時が人生で初めて「普通」だと感じた時で、その時期に直面した「挑戦」を楽しんでいたと説明していた。

米テレビ番組『60ミニッツ』に出演時、王子はアンダーソン・クーパーにこう語っている。「軍歴は多くの点で僕を救ってくれました。イギリスのマスコミからスポットライトを浴びずに済みましたから。自分よりも大きな目的に集中することができ、みんなと同じ制服を着て、人生で初めて普通だと感じることができました」「そして、これまでに経験したことのないような大きな挑戦も成し遂げました。アパッチ・ヘリコプターパイロットになるための訓練を受けていたんです。王子だからって、免除されるわけではありません。王子の自動操縦ボタンを押すだけで、ふうっと連れて行ってくれることなんてないんですよ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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