ブレーブスがアンソポロス編成本部長と長期契約延長 2031年まで

多くの主力選手と長期契約を結んできたブレーブスのアレックス・アンソポロス編成本部長だが、自身も今後長期にわたってブレーブスにとどまることが確定した。日本時間1月13日、ブレーブスはアンソポロス編成本部長との契約を2031年まで延長したことを発表。アンソポロス編成本部長は2017年11月にGMとしてブレーブスに加入しており、2031年までの契約を全うすれば、14シーズンに及ぶ長期政権となる。昨季までナ・リーグ東地区を6連覇しているブレーブス。今季は2021年以来のワールドシリーズ制覇を目指している。

ブレーブスのテリー・マクガーク会長は「アレックスと私は仕事面において、素晴らしい関係性を築くことができており、それが今後長きにわたって続いていくのが楽しみだ。私は長く球界に携わっているが、アレックスの実績は本当に特別なものだ。それを踏まえ、アレックスに長期にわたる意思決定権を与え、長きにわたって優勝を狙えるチーム作りを続けてほしいと考えた。彼の高い能力を信頼している」とコメント。2017年に前任のジョン・コッポレラが国際アマチュア選手の獲得に関連する不祥事で辞任したあと、GMないし編成本部長として手腕を発揮してチームを立て直したアンソポロスに極めて高い評価を与えているようだ。

アンソポロス編成本部長が率いるブレーブスは、キャリアの早い段階で若手選手と長期契約を結んでおり、その結果、ロナルド・アクーニャJr.は今季から2028年まで毎年、年俸1700万ドルと格安の契約に。オジー・オルビーズに至っては2027年まで毎年、年俸700万ドルという信じられないくらいの契約になっている。そうして生まれた資金的な余裕をほかの選手に回すことができるため、アクーニャJr.とオルビーズのほか、オースティン・ライリー、マット・オルソン、スペンサー・ストライダー、ショーン・マーフィー、マイケル・ハリス2世といった主力選手たちともすでに長期契約を済ませている。

アンソポロス編成本部長は「テリーの継続的なサポートと信頼に感謝したい。ブレーブスの球団組織の一員でいられることは本当に特別であり、これまでに成し遂げてきた成功に誇りを持っている。こうした機会を得られることに感謝し、アトランタにもう1度ワールドシリーズ制覇をもたらしたいと思っている」とコメント。地区6連覇中のブレーブスの黄金期はまだまだ続きそうだ。

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