史跡・足利学校の寒紅梅が見ごろに

 大学入学共通テストが13日から2日間、全国で行われますが、現存する日本最古の学校といわれる、足利市の史跡・足利学校では、寒紅梅が寒さに耐えて見ごろを迎え、一足早い「春」を告げています。

 史跡・足利学校の「学校門」の、正面右手にある寒紅梅です。寒さに負けず可憐な、くれない色の花を咲かせていて、訪れる人たちが足を止め見入っています。

 この寒紅梅は、樹齢がおよそ50年で、高さはおよそ5メートル、元日に足利学校の事務所の職員が、3輪ほど咲いているのを確認しました。

 事務所の職員によりますと、開花はいつもの年と同じ時期で、12日の時点では、七部咲きです。1月下旬から2月上旬ごろに満開になり、2月下旬まで楽しむことができるということです。

 また、門の左手にある白梅も、今月下旬ごろ開花の見込みで、紅白の梅の共演が楽しめそうです。

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