4月26日大相撲水戸場所 5年ぶり 二所ノ関親方らPR 茨城

大相撲水戸場所の告知パネルを手に来場を呼びかける二所ノ関親方(左)と立浪耐治親方(右)=水戸市役所

大相撲春巡業の水戸場所(同実行委など主催)が4月26日、茨城県水戸市緑町のアダストリアみとアリーナで開かれる。茨城県出身の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)と立浪親方が12日、市役所の高橋靖市長を表敬訪問し、5年ぶりの巡業実施を報告。見どころをPRし、市民の盛り上がりに期待を込めた。

水戸場所には横綱照ノ富士関をはじめ、同県土浦市出身の幕内高安関など力士総勢200人が参加。公開稽古や幕内取組、相撲の禁じ手をコミカルに実演する「初切(しょっきり)」などを繰り広げる。

二所ノ関親方は「迫力の攻防を間近で見られるのは巡業ならではの楽しみ」と魅力をアピール。角界の入門者減少にも触れ、「(私は)郷土の力士を生で見て(相撲界に)入りたいと思った。水戸場所をきっかけに相撲好きの子どもが増えればうれしい」と期待を寄せた。

水戸巡業を担当する立浪親方は「力士たちは茨城のファンと会うのを楽しみにしている。握手に記念撮影、サインと交流も盛りだくさん」と来場を呼びかけた。大の相撲好きという高橋市長は「久々の水戸場所とあって期待大。本物のお相撲さんの姿をぜひ見てほしい」と話した。

チケットなどの問い合わせは同実行委(電)080(8341)0382。

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