『マッシュル-MASHLE-』『僕の心のヤバイやつ』の第2期やウェブトゥーン原作の『俺だけレベルアップな件』など、話題の作品が目白押しな2024年冬アニメ。
どの作品が“覇権”を取るのかは、毎期気になるポイントですよね。今期も作品が目白押しですが、仕事に学校に推し活に、疲れた心身を癒してくれるアニメを求めている人も多いのでは？
そこで今回は“冬にコタツでまったり楽しめる”作品をピックアップしてみました。
アニメ『ダンジョン飯』キービジュアル
ゲテモノ飯が美味しそう！？『ダンジョン飯』
“2024年冬の覇権”として期待を集めているうちの1作品が『ダンジョン飯』。原作はシリーズ累計発行1000万部を超えており、アニメは2024年冬・春と2クール連続で放映が決定しています。
冒険ファンタジーものですが、冒険ではなくダンジョン内での“自給自足メシ”が作品の主題。たとえばスライムの内蔵はどうなっているのか、食べるためにはどのように加工したらよいのか…… などをまるで料理漫画のように紹介しています。
その一風変わった切り口が人気を博し、過去には「このマンガがすごい！ 2016 オトコ編1位」や「全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度 第1位」なども受賞。
「やっとアニメで見られる！ めっちゃうれしい」「ゲテモノ飯が映像になるの、怖いもの見たさだけど楽しみだな」と、期待の声も多い作品です。
チートぶりが爽快！『外科医エリーゼ』
女性を中心にオススメしたいのが、韓国発の小説を元にしたアニメ『外科医エリーゼ』です。
主人公は、さまざまな悪行を働いた“悪女皇后・エリーゼ”が前世の女性・高本葵。現代に生まれ変わった葵は前世の過ちを償うべく外科医になるものの、飛行機事故で亡くなってしまいます。しかしその後目を覚ますと、なんと1度目の“悪女皇后・エリーゼ”の人生に戻っていて――というストーリーです。
いわゆる転生悪役令嬢もので、現代の知識があるからこその「チートさ」が爽快な同作。エリーゼの恋愛模様も注目ポイントですが、話の主軸としてはエリーゼが人々を救うために2度の前世の知識を駆使して道を切り開いていく様子が描かれています。
そのため「恋愛メインの転生ものはちょっと……」という人も、楽しんで見られる作品ではないでしょうか。
こんな“拷問”なら大歓迎『姫様“拷問”の時間です』
次にご紹介するのはアニメ『姫様“拷問”の時間です』。一見、不穏なタイトルですが、原作は「少年ジャンプ＋」で連載中のほのぼのコメディ漫画で、男女問わず楽しめる作品です。
王女兼騎士団長である姫は、ある日敵である魔王軍に捕まってしまいます。そこで“拷問”を受けることになるのですが、その“拷問”はちょっとおかしくて――？
作中で登場する拷問とは、「焼きたてのトースト」だったり、「深夜のラーメン」だったり、「愛くるしい動物とのふれあい」だったり。魔王軍や拷問といったダークな言葉に騙されがちですが、とにかくほっこりできるほのぼの系の作品です。
ネット上でも「アニメでの飯テロの破壊力、絶対にやばいって！」「姫だけじゃなくて視聴者も拷問されてる気分になりそう」といった声が上がっていました。
さすがの安定感…『青の祓魔師 島根啓明結社篇』
最後にご紹介するアニメ『青の祓魔師 島根啓明結社篇』も、2024年冬アニメの中で大きな話題を集める作品。映画化もされた人気シリーズの7年ぶりの新作です。
「島根啓明結社篇」は前シリーズ「京都不浄王篇」から続くエピソードで、主人公・燐を含む正十字学園の面々が謎多き組織「イルミナティ」と直接対峙することになります。人気シリーズの待ちに待った新作ということもあり、注目度は高いよう。
またさまざまな謎が明かされる章でもあるため、原作ファンもどのように描かれるのか気になっているのではないでしょうか。
ドキドキハラハラな展開が待ち受けていますが、人気シリーズの最新作だけあって、“面白さ”という点での安定感はバッチリ。安心して最後まで楽しめるはずです。
今回ピックアップした作品以外にも、2024年冬アニメには話題作が盛りだくさん。さまざまな作品をチェックして、自分の中での覇権作品を探すのも楽しいかもしれませんよ。
