【移籍】三浦カズ以来、4人目の日本人。荻原拓也が浦和からディナモ・ザグレブへ正式加入

金子拓郎も“友情出演”、クロアチア発の歓迎ビデオが話題に。

J1リーグの浦和レッズでプレーしてきたDF荻原拓也(Takuya OGIWARA)が1月12日、クロアチア1部GNKディナモ・ザグレブに期限付き移籍することが正式に決まった。期間は2025年1月20日まで。現地の報道では、その間のパフォーマンスによって、買い取りオプションがついているという。

ディナモ・ザグレブは、荻原に「背番号3」を与えることを決めた。24歳のレフティについて「正統派左サイドバック」と紹介。昨年優勝したAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝のアル・ヒラルとの2試合に出場していることに触れている。

また、クラブのユーチューブ公式チャンネル「GNK Dinamo Official TV」での荻原の加入決定を伝えるビデオが話題を集めている。チームメイトになる金子拓郎も“友情出演”していて、日本にはないファンの心くすぐる内容になっている。

ディナモ・ザグレブは荻原について、開拓者であるカズこと三浦知良以来4人目の日本人選手であると紹介している。

一方、荻原は次のようにレッズサポーターへ感謝を伝えている。

「浦和レッズを愛する全ての皆さまへ。

このたび、GNKディナモ・ザグレブへ期限付き移籍をすることになりました。アカデミー含め12年間浦和レッズに所属した自分にとってチームを離れるのはとても難しい決断でした。

浦和レッズのアカデミーで育った選手として、チームの勝利に貢献するのは当然の恩返しですが、浦和レッズでの成長や経験を糧に海外で活躍できることを証明するのも恩返しだと思っています。

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昨シーズン、自分らしく勇敢に闘えたのは、いつも側で支えてくれた人や、ホームでもアウェイでも常に世界基準の応援を送り続けてくれたファン・サポーターのおかげです。本当にありがとうございました。ファン・サポーターの方々に直接感謝の気持ちをお伝えできないのが心残りですが、これからも荻原拓也を応援していただけると嬉しいです」

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