“パンクとサブカルの聖地”の名を冠した『MINI』特別仕様車、日本限定の“カムデン・エディション”が登場

 将来的なEV専門ブランドへの変貌を宣言し、欧州ではBEVモデル『ミニ・クーパー・エレクトリック』も展開されるMINI(ミニ)のラインアップにて、主軸モデルとなる3ドアと5ドアのハッチバックを対象に、ここ日本限定の特別仕様車が登場。ロンドン中心部に位置する“パンクロックとサブカルチャーの聖地”の名を冠した『ミニ・カムデン・エディション』が、1月11日より発売開始となっている。

 イギリス発のプレミアム・ブランドとして2002年よりBMWグループにて開発と製造が行われ、現在は一大ファミリーに増殖を遂げたミニシリーズのうち、オリジナルの系譜を汲む伝統の基幹モデルたるハッチバックをベースとした今回の特別仕様車は、日本市場向けに設定された特別な1台とされる。

 これまでのネーミングの慣例にならい、ロンドン北西に位置する街“カムデン”の名を冠した同車だが、カムデン・ロックやステイブルズなど多くのストリート・マーケットが集まるファッションや流行の発信地として知られ、ブリットポップとUKロックの最盛期を経て優れたクラブやライブハウスが集積し、あらゆる音楽が集まる“聖地”としての地位を築いてきた。

 そんな街に敬意を表し、正弦波を重ね合わせた音を表現するロゴが掲げられたエクステリアでは、外装色としてミニユアーズ・エニグマティック・ブラック、ナノク・ホワイト、ルーフトップ・グレー、チリ・レッドの4色から選択することが可能に。

オリジナルの系譜を汲む伝統の基幹モデルたるハッチバックをベースとした今回の特別仕様車は、日本市場向けに設定された特別な1台とされる
外装色としてミニユアーズ・エニグマティック・ブラック、ナノク・ホワイト、ルーフトップ・グレー、チリ・レッドの4色から選択することが可能に

 またガソリン仕様のクーパーと、同クリーンディーゼル搭載のクーパーDで標準装備のクローム部分はピアノブラックに変更され、ブラックルーフとの一体感が演出されている。

 脚元のホイールもカムデン・エディション専用のスポークが多用された17インチ・ルーレット・スポーク2トーンを装着し、前述のとおりミニ固有のサイドスカットルには、音楽からインスパイアされた音の波を模した“CAMDEN Edition”のレタリングが入れられる。さらにドアシルやインテリアサーフェスにも同様にカムデン・エディション専用の装飾が施され、室内空間においても特別仕様車ならでは雰囲気が醸し出されている。

 こうして音楽をデザイン・モチーフとするカムデン・エディションでは「人生をプレイしよう/FOLLOW YOUR BEAT」をコミュニケーション・メッセージとし、アーティストのSIRUP(シラップ)とコラボレーションしたオリジナル楽曲を制作。発売日より公開する特設WEBページ内で、コラボレーションの詳細や楽曲制作秘話等を掲載し、1月19日以降のキャンペーンでも楽曲を使用したキャンペーンが展開される。

 全車右ハンドル仕様で、3ドア/5ドアのガソリン/ディーゼルの各4車種に設定されるミニ・カムデン・エディションの価格は、407万〜432万円(税込)となっている。詳細についてはミニの特設サイト(https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/mini-camden-edition.html)まで。

ドアシルやインテリアサーフェスにも同様にカムデン・エディション専用の装飾が施される
MINI固有のサイドスカットルには、音楽からインスパイアされた音の波を模した“CAMDEN Edition”のレタリングが入れられる

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