6メートルのリングへシュート 岸本、今村、辻が挑戦 Bリーグの球宴前夜祭

通常の2倍の高さ(約6メートル)のゴールにシュートを放つキングスの岸本隆一選手(手前)ら=12日午後、沖縄市陸上競技場(名護大輝撮影)

 年に一度のバスケットボールの祭典が幕を開けた。12~14日に、沖縄で初めて開催されるBリーグの「オールスターウィークエンドIN沖縄2024」。12日は、前夜祭としてBリーグ選手のトークショーや音楽ライブ、花火&ドローンショーなどが華やかに行われた。

 通常より倍の高さの約6メートルに設置されたリングへシュートを打つ「20フィート・ショット・チャレンジ」には、岸本隆一(キングス)、今村佳太(同)、辻直人(群馬)が挑戦。1人2本放ち、惜しくも外したものの会場を沸かせた。さらにU18の須藤春輝(キングスU18)、宜保隼弥(同)も加わったトークショーでは、各選手が試合では見せない表情でやりとりし、ファンを楽しませた。

 家族3人で訪れたうるま市の大村祐斗さん(34)は、「岸本選手や今村選手を見られて良かった。オレンジレンジのライブも楽しかった」と興奮した様子。3日間オールスターを堪能するという大阪から来た竹野真優さん(27)は「大好きな辻選手もトークショーに出ていてうれしかった。明日、明後日も楽しみ」と語った。

 13日は、アジア特別枠選手と26歳以下の選手が対戦する「アジアライジングスターゲーム」があり、キングスからカール・タマヨ、渡邉飛勇が参加。そのほか岸本、宜保らが出場する3点弾コンテスト、昨季までキングスにいたコー・フリッピン(群馬)が出場するダンクコンテストが行われる。

 14日はメインイベントの「オールスターゲーム」があり、キングスから岸本、今村、ジャック・クーリー、県関係では並里成(群馬)、山内盛久(三遠)が出場。そのほか、U18オールスターゲームなどが行われる。(比嘉大熙)

20フィートショットチャレンジに挑戦するキングスの今村佳太選手

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