食肉工場のかくはん機に巻き込まれ社員が重傷、労働安全衛生法違反の疑いで新潟阿賀野市の食肉業者を書類送検

 新潟労働局新発田労働基準監督署は1月12日、事業者として危険防止措置を怠ったとして労働安全衛生法違反の疑いで、新潟県阿賀野市山倉の佐藤食肉と工場長の男性(54)を書類送検した。

 送検容疑は、2022年12月、佐藤食肉工場で女性社員がハンバーグの材料を取り出す際にかくはん機を停止させなかったため、機械に巻き込まれた社員が上半身に重傷を負う労働災害を発生させた疑い。

© 株式会社新潟日報社