大学入学共通テスト始まる 神奈川23会場で2万5千人 感染対策は任意に

試験会場で問題用紙の配布を受ける受験生=13日、横浜市保土ケ谷区の横浜国立大

 大学入学共通テストが13日、全国で一斉に始まった。神奈川県内の高校卒業見込み者と卒業者らを合わせた志願者数は、昨年比1753人減の3万1534人(男1万7992人、女1万3542人)。14日と追試験の27、28日を合わせ計4日間、2万5091人が県内の25会場で、一部の地域に住む志願者は都内でそれぞれ受験する。

 県内最多の4185人が試験に臨む横浜国立大(横浜市保土ケ谷区)では、午前8時の開門前に受験生約40人が並び、高校教員らも応援に駆けつけた。

 新型コロナウイルス感染症の5類移行で、マスク着用などの感染対策は任意となった。受験生はカイロやマフラーで寒さをしのぎ、参考書を開いて最終チェックを行っていた。

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