暴風雪、米大統領選を直撃 アイオワ、投票率影響か

米中西部アイオワ州アンケニーで、選挙集会の会場に移動するヘイリー元国連大使(中央)=11日(共同)

 【デモイン共同】11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いの初戦の地、中西部アイオワ州を暴風雪が12日に直撃し、各候補は選挙運動の中止を余儀なくされた。同州では15日に党員集会が開かれる。予想される気温の低さを理由に欠席を決めた有権者もおり、投票率が大幅に下がれば、首位のトランプ前大統領(77)が票を減らすとの見方が出ている。

 党員集会は州内各地の学校などで午後7時に始まる予定。国立気象局によると、15日夜の州都デモインは氷点下25度にまで冷え込む見通しで、CNNテレビは「命に危険が及ぶレベル」と報じた。

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