甲子園で100年記念の将棋対局 羽生九段と藤井八冠、12月

記念対局の開催を発表し、甲子園球場で記念写真に納まる日本将棋連盟会長の羽生善治九段(右)と阪神甲子園球場の向井格郎球場長=13日午後

 日本将棋連盟と阪神甲子園球場は13日、ともに100周年を迎えることを記念し、12月8日に羽生善治九段と藤井聡太八冠の記念対局を、兵庫県西宮市の同球場で開催すると発表した。甲子園で記者会見した日本将棋連盟会長の羽生九段は「(藤井八冠は)読みが深く、最短できれいに勝つのが素晴らしい。対局が楽しみ」と意気込んだ。

 小学生時代、プロ野球広島カープの赤い帽子で将棋大会に参加し、向かうところ敵なしだった羽生九段。初めて訪れたという甲子園球場について「多くの人に愛された場所。(記念対局で)臨場感を味わってほしい」と抱負を述べた。

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