スカイマティクス、ドローン測量ソフト「KUMIKI」で能登半島地震エリアの解析データ提供[更新]

今回、国土地理院が1月2日に撮影した珠洲地区・輪島東地区の航空写真より、道路周辺で発生し通行に影響を及ぼしている可能性がある土砂災害発生候補地を自動抽出。その結果をスカイマティクスのクラウド型ドローン測量・情報共有ツール「KUMIKI」にて閲覧できる状態にしたという。

今回の解析では、道路より左右50mのエリアにて発生した懸念が高い土砂崩れ候補地を重点的に解析し、物資運搬、安全な移動、二次災害対策、並びに復旧・復興計画の立案に役立つように、特に道路周辺の土砂災害のスクリーニング情報として活用することを想定している。

今後も、スカイマティクスは航空機・衛星・ドローン・スマートフォンなど様々なデバイスにより観測されたデータを解析し、被災状況の全容及び詳細把握に役立つ解析情報の提供に努めていくとしている。

追加・更新内容

スカイマティクスは、2024年1月5日付けの国土地理院のデータを追加して、「KUMIKI」で表示できるようにした。

※2024年1月13日付け

解析データについて

利用データ詳細

空中写真

2024年1月2日

  • 撮影者 :国土地理院
  • 観測日 :2024年1月2日
  • 観測場所:石川県珠洲地区・輪島東地区

2024年1月5日

  • 撮影者 :国土地理院
  • 観測日 :2024年1月5日
  • 観測場所:石川県珠洲地区・輪島中地区・穴水地区

道路データ

データ取得元:OpenStreetMap
©. OpenStreetMap contributors, https://www.openstreetmap.org

https://www.drone.jp/news/2023112110131876568.html

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