【奈良ホテル】120年前に誕生した「ピアノ」を修理へ!「アインシュタイン博士」も弾いたピアノの修理前の演奏会の模様をお届け

【奈良ホテル】120年前に誕生した「ピアノ」を修理へ!「アインシュタイン博士」も弾いたピアノの修理前の演奏会の模様をお届け

2024年1月13日、奈良県奈良市にある奈良ホテルで「終わりと始まりの音楽会」の「最後の音色」が行われた。

「音色」に大きく関わるハンマーを修理

1904年に製作されたニューヨーク・ハリントン社製のアップライトピアノが奈良ホテルの本館ロビー「桜の間」にある。

このピアノをアインシュタイン博士が、1922年12月17日から2日間、宿泊された際に演奏されたそう。

2012年に演奏が出来る状態まで修理を行ったが、部品の劣化が進み、この度、ピアノの音色に大きく関わるハンマーなどを修理することとなった。

修理前、最後に当時からの音色を聴こうと、1部2部合わせて71人の方がこの「最後の音色」に参加。

ピアノを演奏したのは奈良県の学園前で生まれ育ったジャズピアニストの秋田慎治(あきた しんじ)氏。

「上を向いて歩こう」「On the Sunny Side of the Street」などアンコール曲を含め、6曲が演奏された。

今年の1月17日(水)からピアノはヤマハピアノサービスの喜多保幸氏により修理され、2月7 日(水)に帰館する予定。

2月23日(金)には、修理から戻ってきたピアノの演奏会「これからの音色」が行われる予定。

「これからの音色」の12時開始のプランは定員に達したそうだが、11時開始のプランは空きがあるとのこと。

高貴で上質な奈良ホテルで聴く演奏会に参加されてみては?

「終わりと始まりの音楽会」

●日時
2024年2月23日(金)
11:00~演奏会、12:00~食事会
※「12:00~演奏会、13:00~食事会」のプランは満席

●料金
12,000円(サービス料、税込み)

●演奏者
秋田慎治氏

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