[能登半島地震]新潟県内の被害住宅、3000棟超に 「立ち入り危険」判定の住宅は212棟、うち8割が新潟市(1月13日)

 能登半島地震による新潟県内の住宅被害が1月13日時点で3166棟に上ることが、県などのまとめで分かった。被害の調査が進み、新潟市で202棟増加するなど、12日と比べて304棟増えた。内訳は全壊14棟、半壊405棟、一部破損2732棟、津波による床上・床下浸水15棟。

 液状化現象による被害が出た新潟市では、13日までの罹災(りさい)証明書の申請件数7303件に対し、これまでに被害認定調査を終えたのは1139件。

 建物が安全かどうかを確認する応急危険度判定について、新潟県は1月13日、申請のあった2053件の判定が11日までに完了したことを明らかにした。立ち入ることが危険な「赤」と判定されたのは212棟(このうち新潟市が172棟)に上った。要注意の「黄」は875棟(うち新潟市769棟)、問題なしの「緑」は966棟(うち新潟市803棟)だった。

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能登半島地震により被害を受けた住宅の敷地=1月11日、新潟市西区

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