13日の青森県内は、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で津軽を中心に断続的に雪が降り、今別町では同日午後2時、この冬一番の積雪となる49センチを観測した。同町と五所川原市、中泊町、外ケ浜町、蓬田村には一時、大雪警報が出された。
青森地方気象台によると、13日午後4時までの24時間降雪量は、今別34センチ、青森26センチ、野辺地23センチなど。積雪を観測する県内16地点中、今別町と同日正午に積雪227センチとなった青森市酸ケ湯で、今季の最深積雪を記録した。
多くの小中学校で15日から3学期が始まる青森市では、子どもたちが安全に歩けるよう通学路の除雪作業が行われている。大野小学校と南中学校が近い同市緑では13日、市の委託を受けた業者のロータリー車が、深く積もった歩道の雪を次々と飛ばしていた。
同気象台によると、14日の県内は冬型の気圧配置が緩むものの、午後には低気圧が発達しながら日本海上を北東へ進む影響で、夕方から雨や雪となり雷を伴う所がある見込み。
