【愛知杯】川田「師匠と共に獲れる最後の重賞チャンス」ミッキーゴージャスが3連勝で重賞初制覇

1月13日、小倉競馬場で行われたG3・愛知杯(牝馬限定・ハンデ・芝2000m)は、1番人気のミッキーゴージャスが快勝。早めの押し上げから鮮やかな差し切りで重賞初制覇を決めた。鞍上の川田将雅騎手は、今年2月に定年を迎える師匠の安田隆行調教師と共に獲れる、最後の重賞チャンスを見事にものにして喜びの声を伝えた。

愛知杯、勝利ジョッキーコメント
1着 ミッキーゴージャス
川田将雅騎手
「師匠である安田隆行先生が今年の2月で定年になりますので、師匠と共に獲れる最後の重賞のチャンスだったと思いますので、そこを決めきれてくれたことを本当にありがたく思います。返し馬でもあまり良さを出せてないなという雰囲気でした。何より勝ち切ることが大事なレースだったので、内容どうこうというよりも必ず勝てる競馬をしてきましたので、これを経て改めてこの馬らしく歩める時間を作っていければと思います。追い切りではとてもいい動きも出来るのですが、競馬場に連れてくるとまだそれを出すに至らない体ですので、成長してくればそういう面も解消されて動けるようになってくると思います。先生と共に最後の重賞を勝つことが出来たということが僕にとってとても大きなことで嬉しく思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

1月13日、小倉競馬場で行われた11R・愛知杯(牝馬限定・ハンデ・芝2000m)は、川田将雅騎乗の1番人気、ミッキーゴージャス(牝4・栗東・安田隆行)が重賞初制覇を飾った。2着に8番人気のタガノパッション(牝6・栗東・武幸四郎)、3着に2番人気のコスタボニータ(牝5・栗東・杉山佳明)が入った。勝ちタイムは1:57.9(良)。

3番人気のセントカメリア(牝5・栗東・高野友和)は、9着敗退。

鮮やかな差し切り

川田将雅騎乗の1番人気、ミッキーゴージャスが嬉しい重賞初制覇を飾った。レース前半は後方で差し脚を温存する形も、向こう正面から早めの押し上げで進出。勝負どころでは外から既に先頭に並びかける構えで、直線でも脚色衰えることなく見事な差し切りだった。この勝利で2勝クラスからの3連勝で重賞初制覇となっている。

ミッキーゴージャス 7戦5勝
(牝4・栗東・安田隆行)
父:ミッキーロケット
母:ミッキークイーン
母父:ディープインパクト
馬主:野田みづき
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ミッキーゴージャス 川田将雅
2着 タガノパッション 菱田裕二
3着 コスタボニータ 鮫島克駿
4着 アレグロモデラート 富田暁
5着 テリオスマナ 藤懸貴志
6着 フラーズダルム 齋藤新
7着 ローゼライト 幸英明
8着 ルージュスティリア L.モリス
9着 セントカメリア 西村淳也
10着 エリカヴィータ 佐々木大輔
11着 エニシノウタ 永島まなみ
12着 ミスフィガロ 藤岡康太
13着 ウインピクシス 松岡正海
14着 グランスラムアスク 丸山元気

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