日曜は花束プレゼントも のもざき水仙まつり 28日まで 

ほのかな甘い香りを漂わせ、来園者を楽しませているスイセン=長崎市、長崎のもざき恐竜パーク

 長崎県長崎市野母町の長崎のもざき恐竜パークで13日、約1千万本のスイセンが咲き誇る「のもざき水仙まつり」が始まった。スイセンが潮風に揺られ、ほのかな甘い香りが来園者を迎えている。開催は28日まで。
 野母崎地区を中心に生産される「長崎水仙」は、1本当たりの花の数が多く、丈が長いことなどが特徴。
 この日も多くの来園者が訪れ、写真に収めたり、風景を楽しんだりしていた。昨年に続き、友人と訪れた西彼時津町の看護師、松尾里奈さんは「この時季になると来たくなる。青空もきれいで、たくさん写真が撮れた」と話した。
 開花状況は同パークのホームページなどでも確認でき、現在は七分咲き。実行委によると、約1週間後が見頃という。開催期間中の日曜(14、21、28日)は午前11時と午後2時、同パーク内でスイセンの花束をプレゼント。つみれ汁も振る舞う。いずれも数量限定。

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