自転車競技バイシクルモトクロス(BMX)の国内第一人者を招いた特別授業(全日本フリースタイルBMX連盟主催)は13日、岩手県遠野市松崎町の遠野北小(浅沼寿典校長、児童247人)で行われ、ライダーの華麗な空中技に児童らが見入った。
児童、保護者ら約100人が見守る中、同連盟から強化指定されたパリ五輪日本代表候補の大和晴彦選手(21)、内藤寧々選手(17)が5メートル近い高さまで跳び上がる。空中でハンドルを回す「バースピン」、車体を回す「テールウィップ」などの技を決め、児童は目を丸くした。
これに先立つ講演で日本代表監督の出口智嗣さん(46)は「楽しいと思うことに全力でチャレンジしてほしい。目標をクリアすることで夢につながる」と児童にエールを送った。