粗品が「2400万円寄付事件」を徹底解説…「異常者です」

1月12日、お笑いコンビ「霜降り明星」粗品(31)が、自身のYouTubeチャンネル「粗品のロケ」を更新。1月6日の中央競馬で約2400万円の馬券を的中させ寄付を行った、話題の「2400万円寄付事件」の解説動画をアップした。

【正月競馬#3】と題した動画の冒頭では「競馬警察です」と別のキャラクターに扮して挨拶。話題の寄付騒動を「借金募金事件」と称して解説をスタートした。1月6日の時点で粗品の口座残高は230万円で、その資金を使って馬券を的中させ見事に2412万3700円ゲット。

そもそも、粗品の借金は億弱あり、「借金があるからあいつ。先返せよこれ。何にも筋通ってへんこれ。皆さん騙されないでください。借金があるのに寄付をするのが、率先して寄付をするのがいいよなぁって、よくないよくない。返せよ馬鹿タレ。」と自らツッコミを入れる展開に。

所得税は700万円弱

そしてこの大金ゲットによりかかる所得税を顧問税理士に聞いたところ「700万円弱」ということがわかり、細かく計算式を書き出して一時所得の金額を算出。馬券に費やした元本と700万円弱の税金を無視して全額寄付を決断していた。その行動を「彼のマネーエンターテインメントということでしょう」と解説した。

しかし、何度かに分けて振り込みを行なっている中で、翌日も競馬予想の企画が進行しており、247万6000円を使ってしまうこととなった。そして動画で宣言した寄付金額が口座から不足する事態に。「葛藤しましたね〜彼。当時の気持ちを聞いていたら、やっぱりやめようかなみたいな…動画を撮り直そうかな〜みたいな、葛藤していましてね…」と当時の心境を紐解いた。

この不足分をどのようにしたかということを暴露し、とある人物「X」から新規で「250万円」借りることに成功。残高を増やして1月8日全額寄付を遂行した。その後も馬券に資金を投じた結果は残高「2000円」。このオチに対して「異常者です。思考が読めない」と振り返り、動画を見た視聴者からは「人類史上初、借金して募金する男」、「芸人として最高な生き方」、「社会性や即時性といい、素晴らしいお笑い」と様々な声が寄せられた。

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