蝉川泰果が3打差4位で最終日へ 久常涼31位 松山英樹50位

3日目「66」をマーク。蝉川泰果は首位に3打差の好位置で最終日へ(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 3日目(13日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

日本勢トップの14位から出た蝉川泰果が6バーディ、2ボギーの「66」で回り、首位と3打差の通算11アンダー4位で最終日を迎える。この日イーブンパーで迎えた後半14番から3連続バーディを奪取。16番ではピン左手前9mからカップに沈めて右こぶしを握り、最終18番(パー5)は3打目をピンそば1.5mにつけてバーディで締めた。

日本人選手では史上6人目(青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹、小平智に次ぐ)のPGAツアー優勝、そして1983年の青木、22年の松山に続く今大会3人目の日本勢優勝がかかる。

通算14アンダーで首位に立つのは2011年「全米プロ」を含めツアー6勝のキーガン・ブラッドリーと、ツアー1勝のグレイソン・マレーの2人。ブラッドリーは8バーディ、1ボギーの「63」、マレーは1イーグル4バーディの「64」でプレーした。

通算13アンダー3位に「63」をマークしたサム・スティーブンス。蝉川がいる3打差4位グループには、ツアー6勝で2週連続優勝のかかるクリス・カーク、首位から後退したアン・ビョンフン(韓国)、ベン・シルバーマン(カナダ)、マチュー・パボン(フランス)が並ぶ。

今季ツアールーキーとして臨む久常涼は7バーディ、3ボギーの「66」でプレーして通算7アンダー31位。

カットライン上の65位から出た松山は5バーディ、2ボギーの「67」で回り通算5アンダー50位。最終9番(パー5)は2オンに成功し、2パットのバーディ締めた。

桂川有人は1バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「76」とスコアを落とし、通算2オーバー80位に後退した。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン